「こどもの家」終了について
北ノ台小学校PTAでは長年にわたり「こどもの家」事業を行っていましたが、2024年3月31日をもって事業を終了することになりました。
事業についての説明及び事業終了までの経緯と事業終了後の活動についてまとめました。
1.概要
「こどもの家」(他の地域では「こども110番の家」などの名称で呼ばれることもあります)は、こどもが犯罪に遭ったり不審者を見かけたりした際に保護する場所で、調布市と協定を結んだ機関や公共施設、個人宅が「こどもの家」に登録されています。
事業者や公共施設は市が運営しているのに対し、個人宅を対象とした「こどもの家」は、各小学校のPTAが事業を運営し、プレートの制作および登録家庭の保険処理は調布市教育委員会(以下「教育委員会」とします)が担当しています。
本会では、校外委員会が運営を担当し、2023年度開始時点で約190件の家庭が「こどもの家」に登録していました。
2.事業終了に至る経緯
2023年8月24日 教育委員会へ事業の全容について質問、終了の可否について相談
2023年10月2日 校外委員会にて意見聴取
2023年12月4日 教育委員会と面談
2023年12月8日 登録家庭・保護者対象説明・意見交換会開催(資料1)
2023年12月11日 事業終了を決定
2024年 1月12日 プレート回収と併せて見守りプレートを配付(2024年2月下旬まで)
2024年 2月29日 教育委員会へ登録解除届提出・プレート返納
2024年 3月26日 保護者向けに教育委員会への要望書案を展開、意見募集
2024年 4月 8日 教育委員会へ要望書提出
3.独自の見守りプレート
地域の防犯意識の発揚を目的として、北ノ台小学校PTAでは独自の見守りプレートを作りました。
「こどもの家」はこどもの駆け込み先としての機能を持つため、常に在宅している家庭のみが登録できるものでしたが、独自の見守りプレートは、希望者は誰でも掲示でき、不要になった際には自由に取り外して処分できます。
このプレートは「こどもの家」の登録家庭に配付して掲示を依頼するとともに、本会会員及び北ノ台小学校児童の保護者を対象として、希望者に頒布しています。(資料3)
4.要望書の提出
教育委員会に対して、新たな防犯プレート制作を申し入れました。
要望書には、今まで目を向けられることはなかった事業の問題点、施策についての要望と防犯教育についての本部役員の思いも載せています。(資料2)
5.資料
(3)見守りプレートの作り方 … こちらのデータを使って見守りプレートが製作できます。Word形式でダウンロードしてご活用ください。